金利
金銭の貸し借りの際にかかるお金の値段の事を金利といいます。
単純に金銭のレンタル料のことだともいわれます。
お金の貸し借りの際には必ずかかるものです。
金融とはこの金利が発生する事で成り立つ業種です。
利息や利子などともいわれます。
使われ方は違いますが意味はそれぞれで同じものをさしています。
この金利の上下によって経済の状態を知る事が出来ます。
最近の海外の投資家の動きはこれを基にしている人も多いと思います。
輸出や輸入の増減にもかかわり、そのまま貨幣価値の変動まですることもあります。
金利の動きは経済活動にとってとても重要なものなのです。
金利が低いときは銀行に預けていてもほとんど増えないので投資活動が活発になります。
融資を受ける際の利率が低くなりますので当然融資を受ける人も増えます。
逆に利率の低い貨幣を持つ理由がなくなるので貨幣価値が下がります。
このように経済活動に直にかかわる物ですので、その変動にはとても多くの人の注目が集まります。
政府や中央銀行の金融政策も公定歩合の調整で直接金利を操作しています。
安全な資産運用の方法である貯蓄の利率が少なくなりますが、融資の際の利率も下げられるので不況のときは金利を下げる傾向にあります。
現在の低金利が解消されたときに反動で多くの融資の利率が返ってくるかもしれません。
景気の動向とは別に政府の金利政策が発動する事もあるのです。
十分注意してください。